結婚を決めたものの、どんなことをどんなことから話し合っていいのかわからない
結婚を決めた後、想定しておくべきことが分からない
こんな疑問に答えていきます。
今回は私たち夫婦が実際に話し合ったことを中心に、解説していきます。
年の差夫婦の体験談も入れ込みますね!
執筆者紹介
カップルブロガーいちゆき
夫婦の円満な関係や資産管理について、解説しています
- 夫婦が結婚を決めたときに話し合うといいこと
- 年の差夫婦が話し合っておくといいこと
- 話し合った後にやるべきこと
プロポーズ後に夫婦で話し合うべき5つのこと
結婚を決めた夫婦が話し合うべきこと①結婚を親族、職場等に知らせるタイミング
【緊急度】★★★★★
プロポーズの後に、まずは結婚することをだれにどのタイミングで伝えるかということについて二人で話し合うことが重要です。
昔と違い、結婚に親の許可がいるわけではないですから、あくまで報告です。
SNSで嬉しくて先に報告をしてしまい、それが友達の親経由で自分の親が知り、「順番がおかしいだろ!」と喧嘩になったという体験談も。
まずは、電話などでもいいですから、親族などに伝えられるといいでしょう。
伝えるときに必要な情報としては、
- プロポーズを承諾したこと(されたこと)
- 入籍予定時期
- 両家顔合わせの実施の有無
- 結婚式を開催するかどうか(あくまで予定)
の4点です。
入籍をしないという選択をする夫婦もいると思いますが、それも合わせて伝えられるといいでしょう。
また、現在感染症蔓延防止の観点から、両家の顔合わせはオンラインのテレビ電話でやるという人もいるそうです。
それぞれの実家が離れている場合は、そのような提案もできるといいでしょう。
また、職場への報告も、可能であれば行いましょう。
職場に伝えるといいこととしては
- 結婚式の実施有無
- 入籍の有無
- 苗字変更の有無
- 入籍後の呼称の希望
などです。
結婚式にぶっちゃけ上司に来てほしくない、、、という人は、「親族だけで小規模で行う予定です。」などと伝えられるといいでしょう。
また、入籍をして苗字が変わる人はそのことを伝えたうえで、旧姓と新姓のどちらを仕事で使いたいか伝えられるといいでしょう。
職場に姓が変わることを伝えるといくつか書類での手続きがあります。
また最近では旧姓を呼称として使い続けられる会社も増えていますからその点についても希望されるときには、聞いてみるといいですね。
私は、旦那さんの姓にしたうえで、職場では旧姓を使っています!
名前を呼ばれるときも混乱しないし、おすすめです。
結婚を決めた夫婦が話し合うべきこと②入籍をするかしないかについて
【緊急度】★★★★☆
先ほどの話の中にも何度か登場しましたね。
入籍をするかしないかを決めることで、仕事や、子供のことなど今後のことが考えられるので、急がずとも確実に結論を出せるといいでしょう。
入籍をするメリットは、
- 新しい名前ができて新鮮。話のネタが増える
- 役所などでパートナーの代理手続きなどが可能
- 子供の苗字などの検討事項が減る
ことなどがあります。
また、入籍をしないメリットは
- 名前変更による煩雑な手続きが必要ない
- お互いがそれまでの名前をそのまま使える
などがあります。
どちらも一長一短ですし、夫婦で話し合って好きなほうを選ぶといいでしょう。
迷ったら入籍しないでおくという手もありますから、焦らず考えましょう。
結婚を決めた夫婦が話し合うべきこと③出費の担当について
緊急度:★★★★☆
結婚を決めた後から指輪の購入や新居の費用など、すぐに夫婦でお金を払うタイミングが出てきます。
そのようなときに、どのようにお金を出し合うかということについて夫婦で話し合っていくことが必要です。
ここで話し合いをしないと、これから何十年という期間でどちらがお金を払うかということについて喧嘩が生じかねません。
お金を払う場面ごとに、ここは今後どうしていこうかということについて考えていけるといいでしょう。
夫婦での出費の分担としては、
- 共同財布
- 品別分担
- 全てどちらかが払う
- 全て割り勘で払う
などがあります。
それぞれの特徴です。
- 共同財布
-
お互い月に決まった額を共同の財布に入れ、そこから買い物をする
財布に入れる方法は、同額やそれぞれの給料の◎割などがある。
- 品別分別
-
項目を決めて出費を分担する。
例えば家賃や光熱費、食費などをそれぞれが分担するやり方がある
固定費(家賃光熱費)と変動費(食費、服の費用など)に分けるやり方がある
- すべてどちらかが払う
-
専業主婦、専業主夫だとこのような分担になる。
- 全て割り勘にする
-
夫婦は出費の場面が多いので、あまり現実的ではない。
夫婦それぞれ、収入などを踏まえながら話し合いができるといいでしょう。
私たちは分担の話し合いを始める前に、それぞれの収入と貯蓄を公開して、円滑な話し合いを心がけました!
結婚を決めた夫婦が話し合うべきこと④貯金に関して
緊急度:★★★☆☆
夫婦になったことで老後のことなども話に上がる夫婦も多いですよね。
私たちも、老後までにどれくらいのお金を貯めたいかを話し合いました。
詳しくは下の記事をご覧ください!
結婚を決めた夫婦が話し合うべきこと⑤仕事に関して
緊急度:★★★☆☆
前項で紹介した貯金とも大きく関係するのが仕事。
なぜなら、仕事で得た収入が主な貯金源になるからです。
また、仕事は、人生で一番多くの時間を過ごすものですから、その点でも人生の幸福度に大きく影響しますね。
仕事に関する計画は立てても往々にして狂うものですが、現時点での目標として立てておくということが重要です。
決めておくといいことは
- どのくらいのキャリアアップを目指したいのか
- どのくらいの年収を得たいのか
- そのためにどれくらいの時間働く必要があるのか
- どのタイミングで転職やキャリアアップを目指すのか
などについてですね。
夫婦でこのあたりを話し合っておくことで、お互いの仕事への理解が深まりますね。
また、夫婦でキャリアアップしたいというタイミングをずらすことで、片方が仕事に力を入れたいときにもう片方がサポートしやすいというメリットもあります。
(もちろん同じタイミングでキャリアアップを狙うのもあり)
特に子供がいづれ欲しいと思っている夫婦は、それも考慮した仕事の計画を立てるといいでしょう。
結婚を決めた夫婦が話し合うべきこと⑥家事分担に関して
緊急度:★★★☆☆
同棲開始時に話し合っておきたいことですね。
既に同棲をしていて結婚に至った夫婦も多いでしょうが、改めてどのように家事分担をしていくのかということについて考えましょう。
家事を押し付け合うような分担体制だと、お互いに対して「どうしてやってくれないんだ」などと喧嘩になりがちです。
新婚から喧嘩ばかりの生活はだれもが避けたいですから、話し合いによって分担や家事のルールなどを決めておくのが賢いですね。
夫婦で家事分担を話し合うポイントとしては
- 夫婦それぞれが得意な家事、好きな家事
- 夫婦それぞれがこだわりの強い家事
- 仕事の忙しさなどを考慮して、できそうなもの
- それぞれの家事の目安の頻度
- どちらも嫌いな家事についてどのように分担する
などをポイントに話し合うといいでしょう。
きれいに保ちたいなど、こだわりの強い家事に関しては、得意なほうがやるほうが必ず喧嘩が減ります。
話し合いで押し付け合いにならないように、お互いの忙しさやそれぞれの体力なども考慮して決められるといいですね。
結婚を決めた夫婦が話し合うべきこと⑦子供に関して
緊急度:★★☆☆☆
子供が欲しいか、何人ほしいかなどによって、必要な額が全く変わってきます。
子供はいらないから、のんびり働きたい!なのか、こどもは複数人欲しいからしっかり稼ぎを得ていきたい!なのか、人により異なるとは思いますが、二人で認識の違いが出ないように考えておくといいでしょう。
年の差夫婦が話しておくといいこともあります
筆者が年の差カップルのこともあり、年の差カップルが考えておいたほうがいいことについても触れておきますね。
年の近いカップルにとっても、緊急度は低いものの、必ず直面する問題ですので、さらっと見ておきましょう!
年の差夫婦が話しておくといいこと①子供を産む年齢
緊急度:★★★★☆
年の差カップルが直面する課題として一番大きいのが妊活問題。
一般的に35~40歳を過ぎると、妊娠がしづらい体になると言われておりますが、年の差カップルだと結婚した時にはすでにその年齢を超えているということも、、、><
子供が欲しいと思っているカップルは、同年齢で付き合っているほかのカップルよりも、早めに妊娠計画を立てるのがいいですね。
そのための事前情報として、ブライダルチェックをしておくことをおすすめします!
年の差夫婦が話しておくといいこと②どちらかが早く死ぬ問題
緊急度:★★☆☆☆
年の差カップルだと年上が長く生きている以上、先に死んでしまうというという問題が必ずあります。
新婚の時に考えたくないかもしれませんが、この問題に対する対処をどうするかで、ライフプランの立て方が変わってきます。
対処の方法として、
- 子供を作る
- ペットを飼う
- 兄弟の家族と暮らす
などがあると思いますが、どんな対処をするか決めておくといいでしょう。
この問題から派生して、長生きのための健康管理などを心がけるきっかけにもなりますね。
年の差夫婦が話しておくといいこと③やりたいことリストをいつまでに達成したいか
緊急度:★★☆☆☆
年の差夫婦では、やりたいことリストの中のアクティブな項目が達成しにくくなります。
例えば、海でマリンスポーツをしたい!という願望や、外国の大きな山に登りたい!という願望があったときに、それは年上のパートナーが何歳までにできるでしょうか?
おそらくどちらかが50歳を超えていると少しずつしんどくなるのではないでしょうか。
このようなことから、何歳までに実施したいものなのか、というものを合わせてやりたいことリストを立てることが必要です。
体力の必要な旅行などは、新婚旅行などで早めにかなえておくといいですね!
夫婦で話し合いをした後には即実践、やってみての感想などを伝えあいながら改善をしていきましょう。
本日は、夫婦でプロポーズ後に話し合うことリストを作りました。
実際に話し合いをしてみてもしっくりこないということもあるかもしれません。
ですが、まずは作って実際にやってみて、そしてだめなら再検討してみる、というサイクルを繰り返すのが大切です。
長い夫婦生活のために、最初から建設的な話し合いをする習慣がある夫婦は長続きしますね。
まずはやってみましょう!