妊娠してから、「今年、ふるさと納税ってやる意味あるのかな?」
と迷っていませんか?
産休・育休で収入が下がる予定があると、
「どうせ控除されないのでは?」
「今は節約した方がいい?」
と不安になりますよね。
でも実は、妊娠した年こそ、ふるさと納税は“やりどき”です。
しかも、妊娠中期の今だからこそ、賢い使い方があります。
この記事では、
元看護師で現在フリーランスとして活動する筆者が、妊娠中期の妊婦に本当におすすめできるふるさと納税の使い方を、楽天ふるさと納税を中心に分かりやすく解説します。
結論:妊婦のふるさと納税は「意味ある」。むしろ妊娠した年がベスト
最初に結論からお伝えします。
妊娠した年のふるさと納税は、意味があります。
むしろ、妊娠前や産後よりも「条件が良い」ケースが多いです。
なぜなら、
👉 住民税は「前年の収入」をもとに決まるという仕組みがあるからです。
「妊婦のふるさと納税は意味ない」と言われる理由
「妊婦 ふるさと納税 意味ない」と検索する人の多くは、
こんな不安を持っています。
- 産休に入ると収入が減る
- 育休中はほぼ無収入になる
- 今年ふるさと納税しても、控除されないのでは?
一見、もっともな疑問です。
ですが、これは 住民税の仕組みを誤解しているケース がほとんどです。
前年の収入で住民税が決まる仕組みをやさしく解説
住民税は、
「その年に払う分」=「前年の収入ベース」
で計算されます。
たとえば、
- 2024年:フルタイムで働き、年収が高い
- 2025年:産休・育休で収入が大きく減る
この場合でも、
2025年に支払う住民税は、2024年の収入が基準です。
つまり、
✔ 妊娠してフルタイムで働いている「今」の年収
✔ =ふるさと納税の控除枠が大きい年
ということになります。
産休で収入が減るからこそ、今年のふるさと納税が効く
妊娠中にふるさと納税をしておくと、
- 来年、収入が減っても
- 住民税はしっかり引かれる
という状況でも、
ふるさと納税による控除で、実質的な負担を減らすことができます。
特に、
- 妊娠中にしっかり働いている
- 年収450万〜700万前後
- 共働き
- これから産休・育休予定
という方は、「やらない方がもったいない」ケースが多いです。
妊娠中期こそ、ふるさと納税を活用すべき理由

では、妊娠中でも「いつやるのがベストか?」というと——
妊娠中期(安定期)が最もおすすめです。
妊娠中期は体調が安定し「選ぶ余裕」がある
妊娠初期は、
- つわり
- 体調不良
- メンタルの不安定さ
で、
正直それどころではない方がほとんどです。
一方、妊娠中期は、
- 体調が安定してくる
- 食事もある程度とれる
- 出産準備を冷静に考えられる
というタイミング。
「ちゃんと考えて選べる」これが大きなメリットです。
出産後は、考える余裕がなくなる現実
出産後はどうでしょうか。
- 寝不足
- 赤ちゃん中心の生活
- 自分のことは後回し
ふるさと納税を
「比較して」「選んで」「申し込む」
という作業は、正直かなりハードルが上がります。
だからこそ、
✔ 妊娠中期の今
✔ 少し余裕があるタイミング
で済ませておくのが、現実的です。
「今、必要なもの」にお金を使えるのがふるさと納税
妊娠中期のふるさと納税は、
- 将来のための出費
ではなく - 今の生活を支える投資
として使うのがおすすめです。
次の章では、
赤ちゃん用品だけに偏らない、妊婦ならではの賢い選び方
について詳しく解説していきます。
赤ちゃん用品だけじゃない|妊婦のふるさと納税は「食べ物系返礼品」が合理的
妊娠前のふるさと納税というと、「ベビー用品をもらうもの」というイメージが強いかもしれません。
他の記事では母子手帳ケースなどが紹介されていることも多いですよね。
もちろん、おむつやおしりふきなどの消耗品は実用的です。
ただし、妊娠中期の妊婦という視点で見ると、もっと合理的な選択肢があります。
それが、ママ自身の体を支える「食べ物系の返礼品」です。
赤ちゃんの健康は、まずママの体から

妊娠中、赤ちゃんは
ママの体から栄養を受け取って成長します。
つまり、
- 赤ちゃんの発育
- 妊娠中の体調
- 出産に向けた体力
これらすべてに影響するのが、
妊娠中の食事と栄養状態です。
元看護師として医療現場に関わってきた経験からも、妊娠中期は「赤ちゃん用品を揃える前に、ママの体を整える」
という考え方は、とても理にかなっていると感じています。
妊娠中期に特に意識したい栄養素
妊娠中期は、
赤ちゃんの成長が本格化し、
ママの体にも負担がかかり始める時期です。
この時期に特に意識したいのが、以下の栄養素です。
- たんぱく質:赤ちゃんの体づくり・ママの筋力維持
- 鉄分:貧血予防、疲れやすさ対策
- 葉酸:細胞分裂・赤ちゃんの発育サポート
- カルシウム:骨や歯の形成
- 食物繊維:妊娠中の便秘対策
これらは、「少し良い食材」を選ぶだけでも、日々の食事の質が大きく変わります。
市販で買うと高い“良質食材”を返礼品で補うメリット
妊娠中期になると、
- 国産の肉や魚
- 無添加・下処理済みの食材
- 栄養価の高い乳製品
などを意識したくなりますよね。
ただ、正直なところ——普通に買うと、結構高い。
そこでふるさと納税を使うことで、
- 普段は躊躇する食材
- 自分ではなかなか買わない品質
を、実質2,000円負担で取り入れることができます。
これは、妊娠中の「体への投資」として非常に相性が良い使い方です。
【楽天ふるさと納税】妊娠中期におすすめの食べ物系返礼品
ここからは、
妊娠中期の妊婦が選びやすく、失敗しにくい食べ物系返礼品をふるさと納税前提で紹介していきます。
※実際に私自身も、「妊娠中に無理なく使えるか?」「調理の手間が少ないか?」という視点で選びました。
鉄・たんぱく質がとれる肉・魚系
妊娠中期は、体のだるさや疲れやすさを感じやすい時期。
そんなときに役立つのが、
良質なたんぱく質+鉄分がとれる食材です。
おすすめのジャンルは、
- 牛赤身肉(もも・切り落とし)
- 鶏むね・ささみ(下処理済み)
- 鮭・サバなどの魚(切り身・冷凍・骨取り処理済)
ポイントは、「脂が少なめ」「下処理済み」「冷凍保存しやすい」こと。
妊娠中は、
- 料理に時間をかけられない日
- 体調に波がある日
も多いため、すぐ使える食材がストレスになりません。
私は、赤ちゃんの脳の発達に良いDHAを多く含むサバと鉄分の多い豚肉を購入しました!
葉酸・ビタミンがとれる野菜・果物
次におすすめなのが、野菜・果物の返礼品です。
特に、
- ほうれん草
- ブロッコリー
- 小松菜
- 柑橘類やキウイ
などは、葉酸・ビタミンCを効率よくとれます。
ビタミンCは、鉄分の吸収を助ける働きもあるため、肉や魚と組み合わせるとより効果的です。
果物は調理いらずでパクパク食べられるのが良いですね。
カルシウム・腸内環境を整える乳製品・発酵食品
妊娠中期は、赤ちゃんの骨の形成が進み、同時にママの骨や歯にも負担がかかりやすい時期です。
そのため、カルシウムと腸内環境を整える食品も意識したいところ。
ふるさと納税で選びやすいのは、次のような返礼品です。
- ヨーグルト(無糖タイプ)
- 牛乳・乳製品セット
- 味噌・甘酒などの発酵食品
これらは、
- 毎日の食事に取り入れやすい
- 妊娠中でも使い切りやすい
- 出産後も家族で消費できる
という点で、失敗しにくいジャンルです。
妊娠中に食べ始めた小魚アーモンド
忙しい妊婦でも使いやすい「調理しやすい返礼品」
妊娠中期とはいえ、体調が安定しない日もあります。
そんな時に重宝するのが、下処理済み・調理が簡単な返礼品です。
選ぶときのポイントは以下。
- カット済み・味付け済み
- 冷凍保存ができる
- 1食分ずつ使える小分けタイプ
- レトルト食品
「栄養は大事だけど、無理はしない」このバランスを保てる返礼品は、妊娠中の生活にとてもフィットします。
もちろん産後のバタバタする時期にもおすすめです。
ベビー用品のふるさと納税も紹介|ただし注意点あり
ここまで、
「妊婦は食べ物系が合理的」という話をしてきましたが、
もちろん ベビー用品のふるさと納税自体がダメ というわけではありません。
実際、他の記事やランキングでよく紹介されているベビー用品もあります。
他でもよく紹介されているベビー用品(高額になりがち)
たとえば、以下のようなものです。
- ベビーカー
- チャイルドシート
- 高級ベビー服
- 有名ブランドのベビーグッズ
これらは確かに魅力的ですが、商品の元値が高いため、寄附額も5万円からと高額になりやすいのが難点。
妊娠中期の段階では、
- 本当に必要か分からない
- 使う時期が先
- 好みが変わる可能性がある
という理由から、ややハードルが高い選択肢でもあります。
消耗品系ベビー用品は「アリ」
一方で、比較的取り入れやすいのが、
- おむつ
- おしりふき
- ベビー用洗剤
などの消耗品。
ただし、これらも
- 収納スペースが必要
- ブランドや肌との相性がある
という点は考慮しておきたいポイントです。
差別化ポイント|ガーゼタオルは妊婦にも赤ちゃんにも最適
ここで、
妊婦向けふるさと納税の差別化ポイントとしてぜひ紹介したいのが、ガーゼタオルです。
ガーゼタオルが“失敗しにくい”理由
ガーゼタオルは、
- 新生児の沐浴
- 授乳時
- おくるみ代わり
- 産後ママの汗・体拭き
など、使い道がとにかく多いアイテム。
さらに、
- 何枚あっても困らない
- 赤ちゃんの好みなども無く、基本絶対に使う
- 洗い替えが必要
- 季節を問わず使える
という特徴があり、「選んで後悔しにくい」返礼品です。
妊娠中は、
「赤ちゃん用」と思って選びがちですが、実際には 産後のママ自身が一番使う というケースも多いです。
- 授乳中の肩掛け
- 寝不足時の汗拭き
- 外出時のブランケット代わり
元看護師としての視点でも、肌への刺激が少ない素材を選ぶことはとても大切だと感じています。
楽天ふるさと納税で選ぶときのチェックポイント
ガーゼタオルを選ぶ際は、以下をチェックしましょう。
- 綿100%
- 日本製
- 洗濯耐久性が高い
- サイズ・枚数が明記されている
これらを満たしていれば、妊娠中〜育児期まで長く使えます。
旦那さんのふるさと納税枠もフル活用しよう

妊娠中のふるさと納税は、「ママ個人」だけで考えないのがポイントです。
パートナーがいる場合は、旦那さんのふるさと納税枠も活用することで、選択肢が一気に広がります。
世帯で考えると、選べる返礼品が増える
たとえば、
- ママの枠:
- 食べ物系(肉・魚・乳製品・野菜)
- ガーゼタオルなどの実用品
- 旦那さんの枠:
- 重たい・高額になりがちな返礼品
- 保存性の高い食品
- 消耗品系ベビー用品
と役割分担すると、無理なく・ムダなく使い切ることができます。
夫枠は「高額・重たいもの」に使うのがおすすめ
ふるさと納税は、金額が大きくなるほど、
- 配送の手間
- 自分で買うと大変なもの
を選ぶ価値が高まります。
そのため、旦那さんの枠は、
- 大容量のお肉
- 冷凍保存できる魚
- まとめ買いの消耗品
などに使うと、家計全体の満足度が高くなります。
妊婦のふるさと納税でよくある質問(FAQ)
ここでは、よく見かける疑問にまとめて答えます。
妊娠した年にふるさと納税をしても控除されますか?
はい、されます。
ふるさと納税の控除は、その年の所得税・翌年の住民税に反映されます。
妊娠した年にしっかり収入がある場合、その年のふるさと納税は十分に意味があります。
産休・育休中でも問題ありませんか?
問題ありません。
ただし、控除額の上限は「妊娠した年の収入」で決まります。
産休に入る時期にもよりますが、活用できる額は小さめかもしれません。
そのため、産休に入る前の年こそ、上限を確認して活用するのがおすすめです。
医療費控除とふるさと納税は併用できますか?
はい、併用できます。
妊婦健診や出産費用で医療費控除を使う場合でも、ふるさと納税は別枠で利用できます。
楽天ふるさと納税を選ぶメリットは?
楽天ふるさと納税は、
- 商品検索がしやすい
- レビューが豊富
- 楽天ポイントが貯まる・使える
という点で、妊娠中でも使いやすいのがメリットです。
まとめ|妊娠中期の今こそ、ふるさと納税を「賢く使おう」

妊娠してから、
- ふるさと納税、意味あるの?
- 何を選べばいいか分からない
- ベビー用品は高くて迷う
そんな風に感じていた方も、この記事を通して 考え方が整理できた のではないでしょうか。
もう一度、ポイントをまとめます。
- 妊娠した年のふるさと納税は「意味ある」
- 住民税は前年収入ベースで決まる
- 妊娠中期は「ママの体づくり」に投資するのが合理的
- 食べ物系返礼品は失敗しにくい
- ガーゼタオルは差別化&実用性◎
- 旦那さんの枠も使うと満足度アップ
妊娠中は、どうしても「赤ちゃん中心」で考えがちですが、ママの体を整えることが、結果的に赤ちゃんのためになる
という視点も大切です。
楽天ふるさと納税なら、妊娠中期の今すぐ使える返礼品がたくさん見つかります。
ぜひ、無理のない範囲で、賢く活用してみてください。
